2017 スズキファンRIDEフェスタ(in SUGO)が最高だった!試乗インプレと感想
こんにちは。おすじです。
おととい金曜の仕事帰りに、本屋でオフバイク雑誌「ガルル」を読んでいたところ、
本日6月25日にスポーツランドSUGOでスズキの大試乗会
「スズキファンRIDEフェスタ」
が開催されるとの情報をゲット!
サーキットで試乗できるだとう!?
行くしかねえべ!!
そんなわけで、今回は試乗会が苦手な私なりの感想と、試乗インプレを書いていきます!
スズキファンRIDEフェスタについて
スズキが主催の試乗会。
全国各地で行われていて、東北地方ではスポーツランドSUGOが開催場所。
日本有数のサーキットです!こんな場所で試乗できるなんて、夢の様な話じゃないか!
他の地区の開催場所や、詳細は以下の公式ページを参照して下さい。
6月~9月の期間で開催されています。
気になる試乗車のラインナップは以下。
なるほどなるほど。
Vstrom1000乗りの私としては、まるで違うジャンルである
スーパースポーツのGSX-250Rに乗ってみたい!
でも、本当ならフラッグシップのGSX-R1000や、750に乗りたかったな・・・。
ただ、試乗車は開催場所により異なるので
もしかしたらサプライズな試乗車があるかも!?とのこと。
GSX-R1000乗れたら最高だな!と思いつつ、当日を迎えました。
当日朝、あいにくの天気。
朝6時起床。
受付開始が9時からなので、できれば8時半には着きたいところ。
なんですが・・・
天気がいまいちだ。
おかしいなあ、昨日までは晴れ予報だったのに・・・。
降水確率が50%の曇り。うちの周辺ではすでに小雨状態でした。
いや~、どうすっぺ~?
と少し悩みましたが、逆に考えれば「参加者が少なくなって乗り放題じゃね!?」
と思ったので、予定は変更なし!いざSUGOへ!
あ、でも濡れるのは嫌なので車で行きました。
9:00 受付開始とほぼ同時に到着!
なんとか9時ごろ会場に到着。やっぱSUGOまでけっこう距離あるな・・
受付。
試乗待ちの列。
思ったほど、並んでない!
長蛇の列を覚悟していましたが、ただの杞憂で済みました^^
そして、試乗車ラインナップとタイムスケジュールを確認。
どわ!!!
あるじゃん!!GSX-R1000!!!しかも3台!?ウッヒョ~~~!
さらに、GSX-R750とR600もある!!
これはテンション上がる!
ありがとう・・・ありがとう・・・!
お次は受付で参加承諾書を書く。
よくある宣誓書みたいなやつね。プリンターがある人は公式ページからダウンロードして持ち込むと時間が省けて良いと思う。
試乗券は3枚もらえます。
ただ、もっと欲しい人は希望すれば後からでも追加でもらえるらしい。
気になる参加費はタダ!
すごい!すごいぞスズキ!メーカー主催の試乗会イベントは素晴らしいな!
民間バイク屋が試乗会やるなら、普通に金かかりますからね。
さて、早速試乗待ちの列に並ぶとしましょうかね。
試乗待ちの列に並ぶ
ざっと見たところ、やはりフラッグシップのGSX-R1000と隼の人気がダントツだ。列が明らかに長い。
だが、まだ朝一番の時間。
ここでGSX-R1000を逃すと乗れないかもしれないと思い、イキナリGSX-R1000の列に並びました!
うう~ん、普段スーパースポーツ乗ってないから、スゲー緊張してきた!
小心者なので、コケたらどうしよう・・・という思考から
試乗って苦手なんですよね。
自分のバイクってコケても愛情を持って直すけど
たかが数分乗ったバイクをコカして弁償。ってバカバカしくて・・・
以前 岩手であった大規模な試乗会に参加したときなんか、
スタッフの案内がひどすぎて
試乗コースに逆走車が出てましたからね。
そのときの先導が急ブレーキして逆走車に注意してたんだけど
ブレーキした場所、コーナーの出口ですよ?
僕達、もろコーナリング中ですよ?
コーナー途中にいきなり止まったもんだから、転けそうになってヒヤッとしました。
そんときから試乗に対して苦手意識が根付いてしまいましたね・・・。
あれはひどかった。
だが、今回は安心のクローズドコース、安心のスズキ主催。
握りごけさえしなければ、大丈夫だ!と言い聞かせ、順番を待つ。
試乗開始!
10時になり、試乗開始のアナウンスが。
試乗の方式は、2つの隊列に分かれて交互に走行する仕組み。
西コースを3周できます。(丸い円で囲った部分)
スポーツランドSUGO 公式サイトより抜粋
3周できるなんて、太っ腹だ。さすがスズキ。
また、ひじ・ひざのプロテクターは着用必須だが、これも準備されていた。
普段着で来た人たちも安心ってわけだ!
もちろん俺はいつものバイク装備なので、後付プロテクターなど不要である。
コース3週は5分かからないぐらいで、GSX-R1000は3台あるため
なかなかいいペースで列が短くなっていく。
そして、ついに俺の番が!
いくぜ!
①GSX-R1000 試乗インプレ
お時間のある方は、何はともあれ動画を見て欲しい。
GSX-R1000
俺は、こんなに官能的なバイクに乗ったことがないよ!!!
またがって思ったこと。
シフトは当然バックステップ。
V-stromの感覚で足をつくと、ペダルに直接足がついて「カチャン」てなります(当然)
ペダル位置を確認し、踏み直す。
いい感じ!遠すぎず近すぎずで、全く違和感がない。
地面に足をつく際にもペダルと足が干渉しないので、スネやふくらはぎをぶつける心配はなさそう。
ポジションは意外と楽で、足つきも良い。シート高がそこまで高くないのだろう。
車体はとても軽く、ヒョイッと直立させることができる。
とてもフレンドリーな印象だ。
乗る前に感じた緊張が、嘘みたいにほぐれていきます。
このバイクなら、乗れそうだ!!
そんな気になりました。
エンジンONスイッチはキルスイッチと一体になっていて、最初よくわからなかった。
間違えてハザード出してますねw
エンジン点火。
小気味の良い4気筒
4人のソプラノ少女たちが一斉に歌声を上げ始める・・・(ポエムすまん)
アクセルを捻るとヒュンヒュン回る。
やばいなこれ。楽しい。
そして、いよいよ発進!
走って思ったこと
エンジンは下から上までとてもとてもスムーズで、おまけに全域トルクフル。
どこからでも圧倒的なトルクを引き出せるので、低速でも疲れにくいと思う。
スーパースポーツは回してなんぼ!とか
低速域は疲れる!と聞くので、これは意外だった。
クラッチは非常に軽い。
重さはGSX-250Rとほとんど同じで、渋滞時にはとてもありがたいと思う。
コーナリングはすべてがスムーズ。
ハンドリングは軽めで、少しの入力で楽にグイグイ曲がっていく感じ。
人によっては軽すぎると感じるかも?
ブレーキ、エンブレ、半クラを使ってのヘアピンでも、すべての動作が曲線的につながっている感じがとても気持ち良い。
曲がりたい分だけ曲がれそうで、コーナー途中でのライン変更も容易にできそうな気がする。
いまのリッタースーパースポーツって、こんなに走りやすいのか!?
サーキットでなくても、街乗りでもワインディングでも最高に楽しいですよコレ!
ちょっとイマイチかな?な部分
メーターが安っぽい。
他メーカーのライバル機はフルカラーのものが大半なので・・・
ブレーキフルードタンク?が安っぽい。
透明の筒って・・・ダサいな。メンテは楽だろうけども。
フェンダー周り
ダサい。フェンダーレスすれば気にならないな!
総評
初心者からベテランまで
街乗りからサーキットまで
老若男女、使用場所を問わず
楽しめるスーパースポーツ!!!
おかあさん、ボクこれ欲しい!
「いくらするの?」
「う~んとね、186万!」
「バカじゃないの?(汚物を見る目)」
「ホンダよりは安いよ?」
「アンタの金で買えばいい」
「だよね」
(車両の詳細なスペックは把握していない状態での感じたままを書いています。偉そうに書いてしまってごめんね。それと、あくまで普段V-strom乗ってる一般人が感じたインプレですのでご了承下さい。他メーカーのSSとの比較もできてません。各メーカーで比較できたら楽しいんだけども・・・)
休憩。
さて、一発ヤッてスッキリ(意味深)
したところで、休憩を挟む。
今回のイベントは試乗だけでなく、ちょっとした物販や屋台がある。
ちょろちょろ歩き回って物色した後、しばらく休憩。
天気悪いから常にカッパ来てるせいで、めちゃくちゃ暑い・・・
汗がダラダラだ。車で来てるんだし夏用ジャケットにすればよかった。
さて、お次はGSX-250R。
R1000と比べてしまうのは酷かな?と思ったけど、乗ってみたら意外な結果に!
②GSX-250R 試乗インプレ
先に言っておく。
SUZUKIはとんでもないものを作ってしまいました。
このGSX-250Rは、カッコイイものを作ろう!ということにこだわり抜いて作られたらしい。
正直言って、デザインではR1000、R750よりも好きかもしれない。
メータ周りにもセンスを感じる。
ブレーキフルードタンクもカッコイイし、メータなんかグラデーションで配色が微妙に変化してるよ(動画参照)!さすがに高級感はないけどね。
それだけではない。
エンジンはGSR-250のものを使用しているが、このエンジンが
とんでもなく素晴らしい。
4気筒並みに吹け上がるし、低中速でも濃いトルクをひねり出すので
街乗りが超楽!
サーキット・ワインディングでも吹け上がるエンジンのお陰で
めっちゃ面白い!
特性としてはR1000とよく似ていて、よく回り、よく粘るエンジンは250ccとは思えない!
・・・すみません、興奮して先走りました。
またがって思ったこと
R1000と比べて、シフトの位置が全然違う!
バックステップじゃないんです。
さすがにネイキッドと比べるとバックステップ気味ではあるけど、かなりマイルドなバックステップ。
このことから、街乗り~ワインディング重視なのがわかる。
ポジションはR1000と同様に楽で、両足べったり。
車重が非常に軽く、片手でも引き起こせそうだ。
走って思ったこと。
上に書いたとおり。
コーナリングやハンドリングの軽さは、R1000とよく似ている。
スズキのスーパースポーツは軽めの味付けなのかな?
総評
サーキットで本気で速く走りたい人以外なら
誰にでも勧められるスーパースポーツ!!
スーパースポーツに興味のあるお友達に買わせて
SS沼に引きずり込もう!!
お値段は52万!!安い!!
スズキは神ですね。
さて、試乗券ラストの1枚はGSX-R750に使いました。
先の二台に同じような乗り味、コンセプトを感じたので
R750も似たような感じかな?と思いましたが・・・
一番乗り手をその気にさせてくれるバイクだとわかりました!
③GSX-R750(2017) 試乗インプレ
またがって思ったこと
今回乗った3台の中で最もレーシー。
とはいっても、SSの中では馴染みやすい方ではないかと思う。
エンジンの吹け上がりはダントツ。
一瞬でビュンビュン回る。標準でハイスロ気味な設定なのかな?
車両の軽さは言うまでもなく。
クラッチは他2台よりかは、多少重いかな。
走って思ったこと
これはサーキットで真価を発揮するタイプだと思いました。
なんというか、いつの間にかアドレナリンが放出されてやる気全開状態になります。
なぜだろう?
ポジションのせいか、吹け上がるエンジンのせいか・・?
コーナリングやハンドリングは他2台より少し重い印象。
俺はこれぐらい重いほうが好きかもしれん。
エンジン特性においては他2台と同様で、全域フラットな印象で
ピーキーな領域というものは感じられませんでした。(鈍感だからかな)
やはり、一番の特徴はなぜかやる気になってしまうところ。
街乗りだと退屈かもしれない(笑)
動画を見直して思ったんだけど、エンジン音とは別のモーター音
(フォーーーーンとかファーーーーンとか)
がよく聞こえる・・・これは何だろう?オルタネーターの音?
よくわかりませんが、このモーター音は聞いているとやる気になってしまいますね・・・
これのせいか!?
総評
どこでも乗りやすいスズキのスーパースポーツの中で随一の
ヤル気にさせるバイク!
動画を見たらおわかりの通り
一番ヤル気なポジションになっている!
ビンビンだぜ!!(?)
戦いの後は勝利の美酒で祝おう
とても楽しい、充実した時間でした。
スタッフの方々の案内、先導が完璧でヒヤッとする場面が一切ありませんでした。
試乗は慣れないバイクでするものだから、できるだけ不安要素のないクローズドコースでやりたいですよね。
このスズキファンRIDEフェスタは、それが無料で体験できちゃうんですよ!
SUGOを走るだけでもありがたいのに、それを最新バイクに乗ってできちゃうんだから最高だよね。
いままでは試乗に苦手意識があったけど、このイベントのおかげでそれも克服できたような気がします。
ありがとう、スズキ!
そして、感謝の気持ちを込めてグッズを買いました!
スズキ乗りの聖杯:700円
カタナがそのまんまで笑いました。
SUZUKI:GSX-Rシャツ:2000円
これで俺もスズキ社員だぜ!
さて、一通りイベントを楽しみましたがまだお昼前。
午後の部がまだ残っており、ジャンケン大会も残っておりますが撤収しました。
この日のイベントはそこまで混雑してなかったですね。
スタッフの努力の成果だと思います。
ぼくは敬意を表するッ!
~完~